仮想通貨のあるとこ

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NEMの「アポスティーユ」を使ってビットコイン価格の予想を公証してみました

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8月1日のビットコイン価格の予想しよう

きっかけはこんな会話から始まったんですが、NEMのアポスティーユという機能をはじめて使ったので紹介します。

NEMのアポスティーユとは?

まずアポスティーユを紹介します。NEMのアポスティーユは、ブロックチェーンの仕組みを使ってデータファイルの公証ができます。

公証というのは、本人が「◯月◯日、こういう内容のファイルを提出した」ということを証明してくれることです。

色々な証明に使える

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ではこのアポスティーユ、いったいどんなことに使うのか?
利用シーンをNEMのリリースから引用しました↓

Apostilleは、以下のような様々な用途にご利用頂けます。

土地やアート、写真、宝石、特許、音楽、自動車といったようなあらゆる所有権の登記。
議事録や契約書、メール、ツイート、音声記録、ログ、タイムカードなどのタイムスタンプ記録。
売り上げデータや会計データなど、後に監査が必要となる情報の記録。

引用元:テックビューロとNEMが、所有権が移転可能な世界初のブロックチェーン証明書発行ツール『アポスティーユ』を無償公開 | mijin

このように、NEMのアポスティーユを使えば契約書所有権の証明書の監査が簡単にできるようになるわけです。

自動車の名義登録とかイメージわきやすいですよね。

名義変更をブロックチェーンに記録、それらは改ざんができない、そして既存のサーバー型システムと比較して運用コストは安くなる、と将来の実用が期待される技術でもあります。

参考:テックビューロとNEMが、所有権が移転可能な世界初のブロックチェーン証明書発行ツール『アポスティーユ』を無償公開 

ビットコインの価格予想をアポスティーユ(公証)する

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さて、冒頭の本題に戻ると友人と8月1日時点でのビットコイン価格を予想し合うということが発端です。

 

お互いの予想は直前まで伏せておいて「7月30日までに予想する」ということに。

  • 相手の予想を見て自分の内容を変更しない
  • 7月30日以前に予想する

以上のような条件を満たすため、お互いの予想内容をアポスティーユ(公証)しておこう、とういう流れになりました。

簡単に使えるので、使い方を紹介しますね。

NEMのアポスティーユの使い方

アポスティーユを使うには以下の2つを用意します。

  • Nanoウォレット(リンク
  • 手数料のXEM(1回あたり4XEM)

アポスティーユメニューを開く

NEMのNanoウォレットを開いて上部の「サービス」をクリック

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 サービス一覧からアポスティーユの「作成」へ

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アポスティーユを作成する

以下の4ステップでアポスティーユが作成できます。

  1. タグを入力(なんでも良い)
  2. ハッシュ関数を選択
  3. 保管先を指定
  4. 公証するファイルをアップロード

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公証するファイルをアップロードすると下部に自動的に追加されていきます。

今回は1ファイルだけなので、このままウォレットのパスワードを入力して「送信」 

アポスティーユの手数料は?

送信するとアポスティーユの公証がされます。手数料は4XEM*1で日本円にすると80円ぐらいですね。

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ハッシュ関数や、ファイルの容量によって手数料が変わるのでしょうか?そのあたりは不明です。

証明書をダウンロード

アポスティーユが完了すると自動的にファイルがダウンロードされます。

内容は公証したファイルや証明書が含まれています。

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証明書はこんな感じの画像データになっています。

画像をみるとわかりますが、ちゃんとタイムスタンプが入っています。

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【追記】

アポスティーユをプライベートで行うと証書に秘密鍵が記入されるので気をつける必要があります


7月23日にこのPDFファイルをアポスティーユしたよという証明書です。

とはいえ、タイトルを一緒にした同一PDFファイルを偽装したらわからなくなるので、実際にはファイルの「ハッシュ」が証明になります。

ファイルを監査する

特にハッシュなど細かいことは分からなくても大丈夫です。

このファイルが本当にアポスティーユしたものか?を調べるには「監査」の画面でファイルをアップロードするだけです。 

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アップロードして「ファイルの監査に成功しました」と表示されればそのファイルは公証されたもの、と確認できます。

アポスティーユで不正を防止する

今回のビットコイン価格予想をアポスティーユすることで、色々な不正パターンを防止できます。

  • 8月1日の価格を見てから予想を書き換える
    証書のタイムスタンプで防止
  • 相手の予想を見てから予想内容を書き換える
    ハッシュ値で防止
  • 複数の予想を公証してすり替える
    相手に提示した証明書のハッシュ値で防止

などなど、他に不正をする抜け道はあるかもしれませんが、とりあえずアポスティーユを使ってみたかったということで・・・(笑)

まとめ

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  • NEMのアポスティーユはブロックチェーンを使った公証のシステム
  • Nanoウォレットがあれば誰でも使える
  • 手数料は100円以下で利用可能
  • 申請、監査共に非常に簡単にできる
  • 所有権、特許、債務管理などの業界に革命が期待できる

 今回の内容をまとめるとこんな感じです。

気になったところ

気になったのは以下の2点ですね。

  • アポスティーユ証書のタイムスタンプに時刻が出ない?
  • スマフォのウォレットアプリでアポスティーユ証書のQRは読み込めない?

これから改善されていくのかもしれません。

 

さて、今回はアポスティーユを使ってみたよ、という一例ですがこのシステムを80円で利用できたというところに革命を感じます。

※郵便局の内容証明とか結構高いですよ。e内容証明(電子内容証明サービス) - 日本郵便

 

1番利用イメージが湧いたのは借用書。

借用書のテンプレに金額を書いてさくっとアポスティーユ。借用書を移転するときもカンタンに譲渡完了。

将来はスマフォでこんなことが出来るようになってるかもしれませんね。

 

まあ相手もNEMを使ってる必要があるんですが。。。

 

以上「NEMのアポスティーユ機能を使ってビットコイン価格の予想を公証してみました」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

んでは(๑´ڡ`๑)

*1:XEMはNEMの通貨単位