最大レバレッジ125倍!Binance Futures(先物)とは?BitMEXとの比較

Binanceは2019年秋に先物を取り扱う「Binance Futures」をオープンしました。現在BTC/ETH/BCH/LTC/TRX/ETCが上場しています。

驚異的な速度でシェアを拡大し、BitMEXに次ぐ出来高を記録しています。(デリバティブ出来高の比較はこちらのサイトが便利)

この記事ではすでにビットコイントレードに慣れている人向けに基本仕組みや手数料、使ってみてどうだったか?を紹介していきたいと思います。

海外取引所に慣れている人に向けの記事です
この記事ではBitMEXなどの利用経験がある人を想定して紹介しています。初めて先物をやる方向けの記事は後日作成予定です。

Binance Futuresの特徴は証拠金が「USDT」

BinanceFuturesの画面

画面カスタマイズ機能はなし

 

Binance Futuresの最大の特徴は証拠金がUSDTであることでしょう。
先物最大手のBitMEXは証拠金がビットコイン(BTC)のみであり原資産が価格変動に晒されます。

BitMEXはBTC数量を増やすことを目的とするため、上昇相場では凄まじい利益がでる(BTCの価格上昇&トレード益)こともあります。

その一方下落相場ではBTCの価格が下がっていくためトレードに成功しても法定通貨換算するとトントン・・・ということも。

Binance FuturesではUSDTを証拠金とするためそういった変動がありません。(USDTはドルのステーブルコインなのでドル/円の影響のみ)

BinanceとBitMEXの手数料を比較

BinanceではVIP制度を用意しておりトレードの量やBNB(Binanceのトークン)保有量によって手数料が変動します。

手数料テーブルは以下の通り。

Binance Futures手数料テーブル

VIP上位は機関投資家向けとされてます

 

BNBを保有する人は多くないでしょうし、基本的には以下のように考えればOKでしょう。

注文種類手数料
Maker(板に注文を並べる)0.020%
Taker(成行注文)0.040%

手数料について記載されているページはこちらです。

BinanceとBitMEXの比較

BitMEXとの手数料を比較しました。

注文種類MakerTaker
Binance Futures0.020%0.04%
BitMEX-0.025%0.075%

BitMEXのMakerはマイナス手数料なのでそこが大きな違いですね。トレードスタイルにもよりますがストップロスなど、成行注文を頻繁に利用する場合はBinanceの手数料は魅力的と言えます。

Binance Futuresの始め方
BinanceにログインしてトップにあるFuturesから始めることができます。
「Open now」の上部にあるコード入力画面に紹介コードを deg を入力すると30日間取引手数料が10%オフになります。ぜひお使いください!

Binance Futuresの仕組みについて

Binance Futuresの仕組みを紹介していきます。

無期限先物(BitMEXと同じ)

Binance Futuresは無期限先物(Perpetual)のみ上場しています。先物の清算日はなく、1日3回発生する金利調整があります。(Funding)

この辺りはBitMEXの無期限先物と全く同一です。

ハイレバレッジはポジション数の制限

ビットコインは最大レバレッジ125倍、アルトコインは75倍と倍率は高いですがポジション量の制限があります。

例えば75倍にすると10,000ドルのポジションが上限です。(証拠金じゃなくてポジション量です)

実際にハイレバレッジでトレードする前に、どれぐらいポジションが持てるか?証拠金や清算価格(ロスカット)・・・・など実際にシミュレーターを使って感覚を掴むのがいいでしょう。

独立マージン(Isolated)

レバレッジの設定に「Cross」と「Isolated」の2つがあります。CrossはBitMEXと同じく、口座の全残高を担保にする設定です。

対してIsolatedは独立担保でポジションごとに担保を設定してポジションをとります。

例えばBTCは低レバレッジで証拠金に余裕を持ったスイング。
アルトコインはハイレバレッジのIsolatedeで最大損失を限定してエントリー・・・というようなトレードができます。

ファンディングは8時間に1回

BinanceもBitMEXと同じくファンディングは8時間に1回発生します。
トレード画面の上部にファンディング時間までのカウントダウンが常に表示されています。

  • プラスのファンディング→ロングが支払い、ショートが受け取る
  • マイナスのファンディング→ショートが支払い、ロングが受け取る

ファンディング発生時間は以下の通りです。

Binanceの資金調達時間(日本時間)
  • 1:00(深夜)
  • 9:00
  • 17:00
【参考】BitMEXの資金調達時間は以下の通り
  • 5:00(朝)
  • 13:00
  • 21:00

トレード履歴からは過去に受け取った/支払ったファンディングも確認できるようになっています。

プラス値は受け取り、マイナス値は支払い

 

それぞれのペアの過去のファンディング確認はこちらから確認できます。

インデックス算出と資金調達率の計算式

Binance Futuresのインデックス(Mark Price)の算出に使われているのは以下の取引所です。(BTC/USDTペア)

  • Bitfinex
  • Binance
  • Huobi
  • OKEx
  • Bittrex
  • HitBTC

公式ドキュメントは以下のリンクからどうぞ。

オーダー方法

Binanceのオーダーについて紹介していきます。基本注文にLimit(指値)Market(成行)Stop(トリガー)があります。

この辺りはビットコイントレードをやってる人には特に問題なく使えるでしょう。

Stop注文を入れる時に「Reduce-Only」をチェックしておかないと両建になってしまうので注意しましょう。

 

また「Post-Only」にチェックをしておくとMakerのみの注文になります。

ギリギリの価格に指値すると一部注文がTakerになってしまうのはよくあるので、手数料を必ずMakerにしたい人はチェックしておきましょう。

 

以上、Binance Futuresを紹介してきました。操作方法についてはBitMEXなどで慣れている人には問題ないでしょう。

Binance Futuresを使ってみて

実際に2ヶ月ほど使ってみました。

最大レバレッジ125倍と聞くとめちゃくちゃなトレード環境に思えますが、板も厚く値段飛びを気にせずテイクしていけます。(MEXの方がヒゲが長いこともよくありました)

おそらくハイレバはポジション量がかなり制限されるからでしょうね。

操作面で特に迷うことはなし

操作方法自体はトレーダーに問題にならないと思います。(全部英語ですが)それよりは以下のような違いをメリットとして考えられる人が検討する形でしょうか。

使ってみて感じたメリット
  • 証拠金がUSDTなのでBTCの価格変動を気にしなくていい
  • Taker手数料がBitMEXより安い(半値に近い)
    ストップ成行を気にせずできる
  • オーダーがBTC単位でわかりやすい
  • Binanceプラットフォーム内での証拠金転送ができる
    →レンディングに回したり、素早い出金など
  • アルトコインのハイレバを損失限定してトレードできる
  • アルトコイン/USDTのハイレバレッジペアがある
  • Fundingレートがかなり荒れるので金利を狙いやすい(両建など)
  • BitMEXでBTCが減ると死ぬほどショックだけどUSDTだとそうでもない(個人差)

    これに加えてBinanceプラットフォームの利便性がメリットです。スマホアプリもかなり使いやすいですしね。

    スマホトレーダーの味方

     

    自分は証拠金をビットコイントレードやマイナーアルトコインのショート、レンディングなどよく回しているのでBinance Futuresはアリだなという評価です。

    しかしビットコインのトレードオンリーの方も多いでしょう、そういう人はUSDT証拠金や手数料、スマホアプリなどの優劣で検討をする感じでいいのではないでしょうか。

    Binance Futuresの始め方
    Binanceにログインして「Futures」から始めることができます。

    Open nowの上部にあるコード入力画面に紹介コードを deg を入力すると30日間取引手数料が10%オフになります。ぜひお使いください!

     

    Binanceの新規アカウント作成はこちらの記事をどうぞ。

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