
仮想通貨の業界では数えきれないほどのICOが開催されております。
日々乱立するICO
ICOでの資金調達は認知度を高め、いまでは毎日のように世界のどこかでICOが開催されています。
ビットコインに次ぐ基軸のイーサリアムも元々はICOで資金調達をしており、いまや1000倍の価格にもなっています。
まさに・・・
「ICOドリーム!」
そんなICOでの一攫千金を求め、世界中の仮想通貨ユーザーはICOを渡り歩くようになりました。(もちろんプロジェクトを精査し、長期を見据えた投資をしている人もいますが)
ICO価格から12倍になった0x、本日4倍になったKyber
最近ですと0xのICOがセール後3日間で12倍になるなどなかなかドリームな展開をしております。
そして本日上場したKyberNetworkは既に4倍に近い価格となっています。
KyberNetworkがLiquiへ上場。
ICO価格0.00166/ETHに対して現在は0.0079/ETHでおよそ4.5倍。買えたひとオメです〜(๑´ڡ`๑)$KNC https://t.co/xnt4A6WjKg— DEG (@DEG_2020) September 24, 2017
しかし、度重なるビットコインの暴落や多すぎるICOの影響で楽に稼ぐという方法はなかなか通用しなくなってきたような気がします。
それを表すように、現在では多くの通貨がICO公募価格を割り込んでいます。
話題になったICOを振り返るポートフォリオ
そこで、過去に話題になったICOが「いまいくら?」「リターンは?」を振り返られるようにポートフォリオを作成しました。↓
上記サイトにある公開ポートフォリオでは4月〜8月で話題になった代表的な12のICOを取り上げています。
1番右の列がICO価格からの上昇率を表しています。
※本当は「BTC建」「USD建」のポートフォリオも作りたかったのですが、大変だったのでやめました。要望があったら作ります。
取り上げたICOとポートフォリオへ入力した価格条件は以下のとおりです。
ポートフォリオに加えた12個のICO
取り上げたのはこちらのICO達です。
- Aeternity(AE)
- Basic Attention Token(BAT)
- MobileGO(MGO)
- Status(SNT)
- Civic(CVC)
- OmiseGO(OMG)
- TenX(PAY)
- DAO.Casino(BET)
- IXledger(IXT)
- Tierion(TNT)
- Stox(STX)
- 0x(ZRX)
取り上げた基準はICOが即日終了したものがメインです。(一部ぼくが参加したからという理由のものもあります笑)
ICOの参加条件
またポートフォリオへICO価格を入力した際の条件ですが、以下の通り。
- ICO開始日のイーサの価格を使用する
- それぞれのICOへ1万円分の投資
最もリターンが高かったICOは「OmiseGO 」
12個のICOへ1万円ずつ投じた結果、およそ63万円になってることが今回のポートフォリオを作成して分かりました。(約5倍)
そして最近のICOで圧倒的なリターンを叩きだしのはOmiseGOです、なんと13倍。
人気ICOに限って言えば、まだまだ儲かるのかなー?という雰囲気を感じます。
当たりを引くことが大切ですね。
しかしポートフォリオを見るとICO価格からかなり下落している通貨があるのも事実。
更に前述のとおり、ICOの数自体が爆発的に増加しておりこれからはほとんどのICOが公募価格割れすることを覚悟したほうがいいと思います。
(仮想通貨全体の市場価格が増えてないのにICOの数だけ増えるとどうなるか・・・分かりますよね?)
ぼくの今後のICO参加スタンスは「退避」と「超人気」
ということで、過去のICOを振り返りました。
これからますます厳しくなっていくICO状況を考えてぼくはICOに2つの方法で参加しようと考えています。
1つはビットコイン価格が暴落しそうなときの退避先として、もう1つはそのICOが超人気であるとき、ですね。(超人気の基準は今考え中ですが・・・)
またコロッと考えはかわるかもしれませんが、現状こんな感じの考えです。
みなさんも今回作ったポートフォリオをぜひ参考にしてみてくださいね〜。
なお、今回のポートフォリオを作るのに使ったサイトは「CryptoCompare」です。
すべて英語ですが、色々な情報がチェックできるのでオススメですよ。
【追記】
この記事を書いてからも人気ICOには参加していましたが・・・・結果は振るわず。
んでは(๑´ڡ`๑)