
ブロックチェーン技術が解決することを期待されている分野の1つに「予測市場」があります。今回その予測市場に対してアプローチしていく通貨、STOXを取り上げてみます。
目次
予測市場とは?
みなさんの身近に例えばサッカーのクジとかありますよね?あるいは投資の世界では先物という言葉を聞いたこともあると思います。
こういう「将来を予想してお金を投じる」のが予測市場です。
早い話がギャンブルみたいなもんですね。
予測市場にブロックチェーン?
それでどうして予測市場へブロックチェーンがどのように期待されているかというと「書き換えられない情報」「公平性」「契約の実行」の3つです。
サッカーくじを例に考えると分かりやすいです。
勝敗を予想→予想が当たる→配当を受け取る。
何気なく実現している流れですが、以下の3つが守られないことには賭け事はできません。
- 自分の予想内容が守られる(予想内容の保持)
- 結果事実を確認できる(サッカーの勝敗結果)
- 配当をしっかり受け取れること(胴元から金をもらえる)
なのでこれまでの予測市場は、信頼されている胴元でなければ成り立ちませんでした。
(どこの誰かわからない人と明日のサッカーの勝敗を賭けます?話になりませんよね。)
ブロックチェーン技術を応用して新しい予測市場を
しかしブロックチェーン技術を使えば、信用できる胴元も必要なくなります。
※詳しくは省きます
極端な話、世界の誰だか分からない人と「トランプ大統領の任期は1年以内?」というような賭け事もでき、結果に対してちゃんと支払いを受けることができます。
相手を信用することなく予想市場が作れるのであれば「今までにない経済が産まれる」これが期待されている理由です。
STOXとは?
現在この予測市場を狙う仮想通貨のアルトコインは2つあります。
- Augur
- Gnosis
ここに新たに名乗りを上げたプロジェクトがSTOXです。
先日のICOでは人気ボクサーも参加し話題を集めました。
競技選手が予測市場へ期待することは試合の勝敗への保険になりますしね。
世界タイトルマッチで自分が負ける方へ賭けておけばリスク分散ができます。
競合のAugurとGnosisの評価は?
この分野で先行してるAugurとGnosisは成功したICOとしても有名です。
AugurはICO価格60円→2,500円(41倍)
GnosisはICO価格2,600円→24,000円(8.5倍)
現在STOXの時価総額は上記の2通貨の14%分の価値しかありません。
彼らと同じレベルまで成長できればかなりのリターンが見込めます。
STOXはリスクも高い
しかし安易にこれから上がる!!と考えるのも危険です。
なにせSTOXは始まったばかりのプロジェクトで、アプリ開発の本格化もこれからです。
開発が途中でコケる可能性は大いにあると思いますし、先行者のAugerもGnosisもまだ実用化までたどり着けてません。
予測市場へ仮想通貨出身のアプリが採用されるかどうかも分かっていない状態です。
STOXのICO価格は?
STOXは先日ICOして24時間以内に終了するほどの盛況でした。
ICO価格は約165円※200STX=1ETH計算
現在これを書いている時点でICO価格を割り込んでます。
※何故か上昇中です。
8月26日に大手取引所へ上場か?
STOXのTwitter公式アカウントでは8月26日にサプライズがあると書かれています。
恐らく大手取引所への上場ではないかと思います。(これは推測です。)
Announcement:
We're working on a special surprise... And we'll reveal it before August 26!
Can you guess what it is?#STX #STOX
— STOX (@stx_coin) August 6, 2017
短期的な視点でみるならICO価格で買っておいて、このイベントの動きを利用してもいいでしょう。
少し長期的なトレード考えるならSTOXのアプリ開発が2018年前半にリリース予定ですので、その時期の注目を先回りして買っておくのもいいかもしれません。
※売買判断は自己責任でお願いします
現在STOX(STX)を買える取引所は?
現在$STXは以下の2つの取引所へで買うことができます。
マイナー取引所なので大量の注文には向きません。少しずつ注文を出して買うのがいいと思います。
まとめ
- ブロックチェーンの予測市場実用化への挑戦が進んでいる
- 実用すれば世界中の知らない人とでも賭け事、先物取引ができる
- Auger、Gnosisは先行している2社
- STOXの価値はまだ先行している2社の14%分
- 8月26日に公式発表、アプリ開発は2018年スタート
- HitBTCとLiquiの2取引所でのみ購入可能
短期/長期視点でのトレードをするかは人それぞれ。
今回の記事を参考にSTOXを買ってみようと思った方は計画的にトレードしてみてはどうでしょうか(๑´ڡ`๑)
【追記】
ここまでSTOXの記事を読んで頂いてありがとうございます!
実はSTOXのバックについてる企業を調べたら、ある有名中国企業が出資してました。
詳しくはこちらを。
リンク
- 公式サイト:https://www.stox.com/en/
- gitHub:GitHub - stx
- 公式チャット:Telegram
- 公式Twitter:STOX
ちなみに最近のICOが終了後に価格が上がらない理由はこちらを読んでみてくださいね。