Binance LaunchPad(ローンチパッド)を理解してIEOに参加しよう

この記事ではBinance LaunchPad(ローンチパッド)の仕組みを解説し、IEOへ参加する方法を解説しています。

なおIEOへの参加にはBinanceへの登録と本人確認が必須です。

この記事では以下の3点を解説しています。

  • IEOとは何か?
  • BinanceのLaunchPad(ローンチパッド)の参加方法
  • これまで行われたLaunchPadのリターン率

目次から知りたい項目へどうぞ👇

IEO(Initial Exchange Offering)

IEO(Intial Exchange Offering)とは取引所が主体となって行うトークンセールです。
株式投資経験者はIPOをご存知かもしれません仕組みは似ています。

資金調達をしたいプロジェクトが自分たちのトークン(コイン)を売りに出すことを「トークンセール」と言います。

このトークンセールはこれまでプロジェクトが主体になって企画、集客をしないといけませんでした。
(ICOやクラウドファンディングと呼ばれます)

しかしこのやり方には詐欺プロジェクトの存在、資金が集まらない、トークンセール後に取引所に扱われない・・・など多くの問題がありました。

そこで取引所が「プロジェクト⇆投資家」の間に入ることで問題を解決したのがIEOです。

それぞれの立場のメリット
  • プロジェクト側:人気な取引所で売り出すことで短期間で資金を集められる
  • ユーザー側:取引所が精査したプロジェクトのトークンを取引所上で投資できる
  • 取引所:プロジェクト側から上場手数料をユーザー側から取引手数料を売上られる

 

IEOを最初に実施したBinanceは大成功(投資家は10倍以上のリターン)を納め、世界中でIEOがブームになりました。

BinanceのIEO「LaunchPad(ローンチパッド)」

Binanceが実施するIEOは「LaunchPad(ローンチパッド)」というプラットフォームで行われています。
LaunchPadのページ→https://launchpad.binance.com/

2019年1月から毎月IEOが行われており、全て投資額を上回るリターンを出しています。
以下に参加方法を解説しました。

Binance LaunchPad(ローンチパッド)でIEOに参加しよう

ここからはBinance LaunchPad(ローンチパッド)に参加する手順を紹介していきます。
BinanceのIEOでは以下の2つが必ず必要になります。

BinanceのIEOに必要なもの
  • Binanceの本人確認済みアカウント
  • Binance Coin(BNB)への投資資金
    1BNB=3,000~3500円、最低50BNB投資する必要があります※詳しくは後述

    アカウント登録や、本人確認方法はこちらの記事をどうぞ。

    BinanceのIEOルール

    BinanceのIEOは「指定された期間にBNB保有した人を対象にチケットを配布する、抽選式」です。

    BNBを保有するほど多くのチケットを受け取ることができ、抽選確率が上がるシステムになっています。

    IEOの流れ
    1. IEO開催日時が発表される
    2. 指定期間のBNB保有量が毎日チェックされる
    3. 保有量に応じてチケットが配布される
    4. チケットの当選番号が発表される
    5. 当選した宝くじ分のトークンが交換される

      流れを順に解説していきます。

      1.BinanceからIEOの日時が発表される

      BinanceのIEOは毎月1回のペースで行われています。
      毎月不定期で日程が運営からアナウンスされるので、そこでIEOの日時や条件を確認します。

      最新のアナウンスはこのページで更新されます。

      2.指定期間のBNB保有量が毎日チェックされる

      アナウンス後に、Binanceが指定した期間各ユーザーのBNB保有量をカウントします。

      この期間を必ず勘違いしないようにしましょう。例えば7月のIEOでは7/24〜7/30の7日間、Binanceアカウントに保有しているBNB量がチェックされます。

      注意すること
      • 指定期間は毎月変動
        →7日間の時もあれば15日、30日の時も
      • 指定期間のアナウンスが先にないこともある
        →アナウンスの時点で指定期間中の場合の時も
      • BNBの保有量条件は変動します
        →7月時点では250BNBが上限

      3.保有量に応じてチケットが配布される

      指定期間の平均保有量でチケット枚数が決定

       

      指定期間経過後に各ユーザーにチケットが配布されますが、保有していたBNBの平均数量によって枚数が変化します。

      • 平均保有数が50BNB以下なら5枚のチケット(最低条件)
      • 平均保有数が250BNB以上なら25枚のチケット(最高条件)

      少なくとも50BNB以上の平均保有量がないとチケットはもらえません。上記の画像を参考に、自分の予算にあわせてBNBを用意しましょう。

      当然、チケットの枚数が多いほど当選率が上がり投資リターンは上がります。

      IEOのチケット画面
      こんな風にチケットが表示されます

       

      チケットの受け取りボタンをクリックすると上記の画像のようにチケットナンバーが表示されます。

      4.チケットの当選番号が発表される

      チケットが配布された翌日に当選番号が発表され投資の権利が確定。
      当選したチケット枚数×30ドル」の投資が可能になります。※1枚あたりの投資額は毎回変動します

      当選チケット
      当選したチケット一覧

       

      当選画面は以下のような画面で表示されます。
      この場合6枚のチケットが当選しているので、180ドル分のトークンに投資することができます。

      5.当選チケット分のトークンを投資する

      当選番号発表後は。トークンへの投資です。
      投資額分(当選チケット×30ドル)のBNBが自動的に差し引かれて、Binanceアカウントにトークンが付与されます。

      トークンが配布された様子
      トークンが配布されます

       

      だいたい数日以内にトークンのトレードが開始され売買が可能になります。

      BinanceのこれまでのIEOの中でトレード開始後に、トークンが当選チケット投資額を下回ったことはありません。

      つまり「当選チケット=利益がでる」状態になっており、これがBinanceのIEOが大人気になっている理由です。
      ※もちろんこれが今後も続くとは限りません

      Binance IEOのこれまでの投資リターンは?

      Binance IEOは2019年で6回行われています。
      それぞれのプロジェクトの最高リターン倍率は以下の通りになります。

      過去のIEO結果
      プロジェクト名最高リターン
      第一回Bittrent(BTT)15.5倍
      第二回Fetch.AI(FET)5.4倍
      第三回Celer Network(CELR)4.3倍
      第四回Matic Network(MATIC)17.1倍
      第五回Harmony(ONE)9.7倍
      第六回Elrond Network(ERD)15.4倍

      ※全てドル建のリターン

      IEOが話題になるのも頷けるリターン率ではないでしょうか。

      現在の価格を知るにはICO Dropsが便利

      7/27時点でElrondは5.8倍

       

      現在の価格がIEOから何倍なのか?はICO Dropsというサイトを使うと便利です。

      表にある各プロジェクトにICO Dropsへリンクしてあります。上記画像のように右下の部分をチェックすれば、現在の価格はIEO価格から何倍なのか?をすぐに確認することができます。

       

      以上がBinance LaunchPad(IEO)の解説、これまでの投資リターンです。
      IEOへの参加にはBinanceへの登録と本人確認が必須です。

      アカウント作成はこちらからどうぞ→Binance公式サイト
      Binanceの使い方ガイドは以下のリンクからどうぞ。

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