このページではアルトコインをショートしてビットコインを稼ぐトレードについて紹介していきます。
これは仮想通貨市場の強い法則を利用したトレード方法です。
- ビットコインが下がる→アルトコインも連れて下がる
- ビットコインが上がる→アルトコインのBTC建価格が下がる
BitMEXアカウントの保有を前提とした記事なので、まだ開設していない人は以下の記事からどうぞ。(必要なのはメールアドレスのみ)
BitMEXでアルトコインをショートする利点
仮想通貨はビットコインを基軸通貨とした市場になっています。
その理由は「法定通貨(日本円など)→ビットコイン→アルトコイン」という資金の流れがあるからです。
仮想通貨の資金の流れを理解する
2017年は大量の法定通貨(円やドル)がビットコインに流入、その後アルトコインのバブルが始まりました。
日本円→ビットコイン→アルトコインの流れが起きた例
- 12月8日ビットコインが最高値の240万円をマーク
(日本円→ビットコイン) - 翌月1月4日にリップルが最高値の400円をマーク(1ヶ月で13倍)
(ビットコイン→リップル)
上記のようにビットコインを買いそれを元手にアルトコインで増やすというトレードが盛んでした。
2018年の市場の流れにあったトレードが「アルトコインのショート」
では暴落相場のいまはなにが起きているのかというと。
「アルトコイン→ビットコイン→法定通貨」という全く反対の資金の流れが起きています。
つまりアルトコインを買うことはこれに逆らう不利なトレードです。
もちろん数日間の短期的な高騰を見せるアルトコインもあります。
が、全体的に右肩下がりのチャートで底打ちが見えません。
これはビットコインの底打ちが見えていないのだから当然ともいえます。
もしあなたが単に安いという値ごろ感でアルトコインを買っているのであれば慎重になるべきです。
2019年ビットコインの上昇相場でもアルトコインのショートは有用
2019年に入り、ビットコインは上昇を見せています。
こういった上昇相場でもアルトコインのショートを狙うチャンスがあります。
冒頭に書いたように仮想通貨には以下のような法則があります。
- ビットコインが下がる→アルトコインも連れて下がる
- ビットコインが上がる→アルトコインのBTC建価格が下がる
簡単にたとえます。
上記の例は極端ではありますが、ビットコインだけが値上がりをした場合アルトコインのBTC価格は下がります。
これを知っていると、ビットコインの上昇相場でもアルトコインをショートする機会が見えてきますね。
以下のチャートにある青い線はビットコインのドミナンス(占有率)チャートです。
この青線が上がるほどアルトコインはBTC建で下がっていきます。
今はビットコインに資金が流れるターンということを表しています。
アルトコインショートの注意点
これを理解すれば、アルトコインのショートポジションで利益を上げることも可能です。
特にビットコインが暴落したときは、それの何倍もの下落がアルトコインを襲います。
以下の画像はそのアルトコインのショートがうまくハマったときの利益です。
しかしアルトコイン固有の注意すべき点もありますので紹介していきます。
個別銘柄の好ニュース
アルトコインはそれぞれ運営が開発の進捗やパートナーシップなどのニュースを発信します。
そのニュースが誘い水になって価格が10%以上高騰するのは日常茶飯事です。
たとえば2018年8月はTRON(TRX)が好ニュースを前にカウントダウンを開始しました。
同時にSNSでそれが広まりじわじわと価格を上げていき・・・損失をだしてしまいました。
ロスカット時の条件の悪さ
またアルトコインはビットコインと比較し流動性が低いです。
価格が大きく変動し、証拠金が足りなくなりなった場合ロスカットされるのですが、この条件が悪いです(強制決済のレートが悪い)
思った以上の損をする可能性があります。
なのでアルトコインをショートするときのレバレッジは〜5倍を上限とし、注文量もかなり余力を持って取り組むことをおすすめします。
たとえばあなたのトレード資金が10万円ならば、2万円ぐらいを資金に5倍レバレッジを上限に取り組むべきです。
BitMEXでアルトコインをショートする時の注意点
ここからは具体的にBitMEXでアルトコインをショートする方法について書いていきます。
現在BitMEXでは以下の6種類のアルトコインがトレードできます。
- イーサリアム(ETH)
- エイダコイン(ADA)
- トロン(TRX)
- ライトコイン(LTC)
- イーオーエス(EOS)
- ビットコイン・キャッシュ(BCH)
レバレッジの設定、オーダーは指値で行おう
BitMEXではオーダーが指値で成立した場合、0.05%の手数料がもらえます。(マイナス手数料)
成行は手数料が0.25%発生します。
・成行→2,500円の手数料が徴収される
このように条件がかなり違うのでなるべくオーダーは指値で行いましょう。
そしてレバレッジの設定も必ずしてください。
仮にレバレッジを設定せずに「クロス」でトレードした場合口座の全部の資金がなくなるまでロスカットされません。
必ず覚えておいてください。
ロスカットオーダーを入れる
仮想通貨は全世界の人が参加する365日24時間の相場です。
自分が寝ている間に状況が変わっていることも多々あります、ロスカット(損切り)のオーダーは必ず入れましょう。
以下の発注パネル「ストップ指値」「ストップ成行」の2つがあります。
- ストップ指値
指定した価格になったらロスカットを指値で出す
→決済されないときがある - ストップ成行
指定した価格になったらロスカットを成行で出す
→決済される
アルトコインショートの前に!ニュースを調べる
「アルトコインの急騰で損しないためにはどうしたらいいか?」
あなたはそう思うかもしれませんね。
ということで便利なサイトを1つご紹介します
便利サイト
CoinMarketCal
CoinMarketCalはアルトコインのニュースを検索できるサイトです。
例えばBitMEXにあるADAを検索してみます👇
そうすると9月に「メタップス プラス」とのパートナーシップがあることがわかります。
内容は韓国で33,000店舗以上の店でADA決済を進める・・・というものです。
いかにもウケそうなニュースですよね。
これがSNSで広まった場合ADAは高騰する可能性があります。
よってADAはショートしない・・・などの判断に使うことができます。
ぜひ活用してみてください。
以上アルトコインのショートをBitMEXで実践してみようでした。
BitMEXはメールアドレスで登録しビットコインを送金すればすぐにトレード可能です。