アービトラージを応用して低リスクで利益を出す方法

このページではZaifのビットコインが他の取引所より1万円〜2万円安いことを利用して、アービトラージする方法を紹介しています。

 

以下の2つを前提条件としてどのように利益を出すか紹介していきます。

  • 日本円だけを使ってアービトラージする
  • 取引所間の送金はしない

 

そもそも「アービトラージとはなに?」という方はこちらを読んでいただくと理解できるかと思います。

 

では以下の2つに分けて書いていきます。

  1. ビットコインの両建て(ヘッジ)について
  2. 両建を活用しZaifのビットコイン安を収益にする

ビットコインの両建てについて

前提として両建て(りょうだて)について知っておく必要があるので解説していきます、ご存知の方は読み飛ばしください。

 

 

上記の図では以下の取引を表しています。

  • Zaifでビットコインを700,000円で買った
  • Liquidでビットコインを700,000円で売った(空売り)
空売り(ショート)とは
取引所からビットコインを「借りて」売る取引です。
例えば700,000円の時にビットコインを売って、600,000円まで下がった時に買い戻せば10万円の利益。
下がったら利益がでる取引」です。

このようにビットコインを買ってるし、売ってる状態を両建てと言います。

ビットコインを持っているけども、暴落しそうだから両建てしておく(リスクヘッジ)しておくなんていう使い方をします。

ビットコインが5万円値上がりして決済

この後ビットコインが5万円値上がりして決済したとします。

それを表したのが以下の図です。

 

 

買いで5万円の利益が、売りでは5万円の損失が出ました。

なので合計損益は0円ですね。(手数料を考慮してません)このようにビットコインの値動きに関わらず損益を固定できるのが両建てです。

両建てを活用しZaifのビットコイン安を収益にする

さてこの両建ての取引を活用しZaifのビットコイン安を収益にしたいと思います。

 

冒頭に書いたようにZaifではハッキングがあって以来、他の取引所よりビットコインが1万円〜2万円安くなっています。

例として2万円の価格差がある状態で両建てをしたのが以下の図です。

 

Liquidの価格が市場のビットコイン価格に忠実という前提でみてください。

この後にビットコインが5万円値上がりしました。

 

 

両建てしているので損益は0円です。

ビットコインの価格差に変動があった場合

では、ここでビットコインの価格差に変化があった場合を考えてみます。

以下の図ではZaifのビットコイン安が2万円から1万円まで解消された時の図です。

 

 

価格差が2万円→1万円縮小したのですがそれが丸々利益になっています。

 

もちろんビットコインが下落してもこの価格差の縮小は利益になります。こんな感じになりますね。

 

 

このようにビットコインの価格差が大きい時に両建てをし、その価格差が小さくなった時に決済をすれば利益を出すことができます。

 

これがZaifのビットコイン安を利用して利益を出す方法というわけです。(自分はこれを毎日繰り返しています。)

 

両建てをしているのでビットコインの変動にも影響されないためリスクは限りなく低いです。

リスクがあるとすれば?

ただ完全にノーリスクということはありません。

例えば以下のようなリスクが挙げられます。

考えられるリスク
  1. Zaifが倒産して預け入れた資金が戻ってこない
  2. 両建ての空売り側が資金不足でロスカットされる
  3. 価格差が両建てをした時より開く

1.についてはZaifはフィスコの傘下として運営継続が決定したところなので99%大丈夫かなという状況です。

2.については少ない資金で多額のビットコインを空売りしないこと、です。

 

3.については上記の例をとってビットコインの価格差が2万円から3万円に拡大した場合を図にしてみました。

 

 

このように価格差が拡大した分が損失になります。

 

ただこの問題は1.のZaifの運営継続がほぼ確定的になったことで起きにくいと予想できます。現にビットコインの価格差は縮小してきています。

 

以上、Zaifのビットコイン安を利益にする方法でした。

この状況はおそらくフィスコ社によるZaif運営に切り替わる11月下旬まで続くのでしょう、自分はそれまではコツコツ利益を出していきたいと思います。

 

必要なものはZaifとLiquidの口座です。(現在Zaifは新規口座開設不可ですが)

アービトラージに興味がでてきた人は取り組んでみてください。

チャートツールのTradingViewについて

このブログで使用しているチャート画像TradingViewで作成しています。無料で利用でき、フォローした人のチャート分析を見れるSNS機能もあります。当ブログ管理人のアカウントはこちらからどうぞ。

コメントを残す